走行中、クランク1回転ごとに不快な感触があって気になっていたので、ボトムブラケット(以下BB)が怪しいと思い、自分で交換に踏み切った。
専門の工具も必要だし、今までしたことが無かったが、実際にやってみると意外と簡単だった。
まず専門工具を購入。
左から、
シマノ コッタレスクランク抜き TL-FC10
シマノ ボトムブラケット取付工具 TL-UN74-S
パークツール ボトムブラケットツール BBT-4
あとは汎用の工具で大丈夫。
勢いに任せて、こんなものも購入したり…
まず、クランクに付いているキャップを外し、中のボルトを14mmボックスレンチで取り外す。
無い場合、コッタレスクランク抜きの反対側を使ってモンキーやスパナで取り外すこともできる。
ボルトを取り外したところ。
クランクのねじを切ってある部分に、コッタレスクランク抜きをねじ込んでいき、モンキーで締め込んでいくと、クランクが外れる。
取り外した左クランク。こいつはついでに別の加工をする。
パークツール ボトムブラケットツールを使用し、BBを取り外す。
画像は右側なので、逆ねじになる。回す方向に注意が必要。
取り外されたBB。シールドベアリングのカートリッジタイプで、殻は樹脂製。
今回交換するBBは、TANGEのLN7922で軸長118mmのもの。殻はアルミ製。
ボトムブラケット取付コウグを使い、取り付ける。
ねじ部には固着防止のため、グリスやスレッドコンパウンドを塗布しておくと良いみたい。
あとは取り外したときと逆の手順で取り付けていけば完成。
交換後に早速乗ってみたが、剛性が上がったことをすぐに感じることができた。漕ぐのもなんだか軽い感じ。
これは価格満足度が高くおすすめ。
参考にしたサイト
自転車整備に用いられる工具 【TAKAよろず研究所】
http://taka-laboratory.hp.infoseek.co.jp/20080330-Bicycle-Tool/Bicycle-Tool.html
特売自転車のボトムブラケット整備 【TAKAよろず研究所】
http://taka-laboratory.hp.infoseek.co.jp/20070524-BB-Bicycle/BB-Bicycle.html
SHIMANO シマノ コッタレスクランク抜き TL-FC10 No.3613
クランクを取り外すのに必要。
SHIMANO シマノ ボトムブラケット取付コウグ TL-UN74-S No.3615
TANGEのBBを取り付けるのに必要。
Parktool パークツール ボトムブラケットツール BBT-4
BROMPTON標準装備のBBを取り外すのに必要。
TANGE【タンゲ】【LN7922】中空 アクスル 採用 アルミ ボトムブラケット 【BBU009】
交換したBB。
2009年4月30日木曜日
ボトムブラケット交換
2009年4月26日日曜日
フロントハブのグリスアップ
フロントハブのグリスアップをしてみた。
デュラエースグリスを使用するのが一般的みたいだけど、一部で酷評されているため、GRPからの流れでチキソグリースを使用してみた。ちょう度は2なので、デュラエースグリスと固さはそんなに変わらないか?
15mmのスパナを使ってフォークからホイールを取り外し分解開始。
13mmのハブスパナが必要だが持っていないため、ダイソーで各種サイズ兼用の薄型スパナを買って使用した。
取り外したところ。ゴムみたいな部品でキャップされてる。
マイナスドライバーを入れて、キャップを外した。
キャップを外したところ。グリスはちゃんと残っていた。これが適量なのかどうなのかはわからない。
取り外して掃除する。
リテーナー付きボールベアリングは元から付いているグリスをパーツクリーナーで綺麗に除去する。他はウエスで拭き取るだけにした。
チキソグリースを元よりやや多めにつけて取り付け。
チキソグリースは泥の色って感じなので、綺麗に見えませんな-。
あとはキャップをして、外した順序通り組み付けて完了。
玉押し調整も特に問題なかったけど、プロが見た時どう思われるかは怪しいところだろう。
参考にしたサイト
買い物自転車のフロントハブ整備 【TAKAよろず研究所】
http://www11.plala.or.jp/taka-lab/20050422-bicycle-front/bicycle-front.html
2009年4月22日水曜日
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